若き海上保安官たちを描く、感動の海洋エンターテインメント
全ての海上保安官の中で、わずか1%の人間しか到達し得ない人命救助のエキスパート「潜水士」になるため、14名の若き海上保安官<海猿>たちが壮絶な訓練に挑む。仙崎大輔(伊藤英明)もその一人だ。海が好きで、海難救助最前線で働きたいという熱い想いのみで、ここまでくることができた。大輔は、主任教官・源(藤竜也)に工藤(伊藤淳史)とバディを組むように命じられる。しかし、マスターライセンスを持つ大輔と違い、工藤は訓練では常に足をひっぱる存在だった。工藤に足を引っ張られながらも、彼を励まし続ける仙崎。厳しい訓練を通じ2人に強い絆が生まれた矢先、その事故は起きた。理想と現実のギャップに直面し大輔は、初めて大きな壁にぶつかり潜水士への夢を捨てようとする。そして源は、ことあるごとに大輔をライバル視していた三島(海東健)を新たな大輔のバディに指名するのだが…。